2021年2月24日水曜日

火曜日の詩「全日本エクトプラズム選手権」を公開しました

18週目の「火曜日の詩」を公開しました。このところ新作が続いておりましたので、ちょっと気分を変えて、昔書いた詩をアップしてみました。「全日本エクトプラズム選手権」という詩です。

そもそもの話は2009年にさかのぼります。

その年、「詩のボクシング」の神奈川大会に出場しました。一回戦で負け、観客投票で復活して敗者復活戦に進み、そこでまた負けてトーナメントなのに1勝もせずに2敗して帰ってくるという結果に終わったのですが(しかも私は2007年に初出場した際にも全く同じ結果に終わっており、2008年はエントリーしなかったため、3年間で2回のトーナメントに出て、1勝もせずに4敗するというしょうもない記録を樹立したのです)、家に帰ってからも気持ちが高揚したままで、高揚に任せてその晩のうちにいくつか詩を書きました。そのうちにひとつに「踊れ」という詩がありました。

その「踊れ」の中に、「全日本エクトプラズム選手権の生中継が聴こえる」という一節があるのですが、自分で書いておいてこの部分が気になってしまい、後日、スピンオフ的に「全日本エクトプラズム選手権」というタイトルで改めて書いたのがこの詩なのです。宜しければお聴きください。



ちなみに、元作品となった「踊れ」は、こんな詩です。


こっちは、パリで現地のダンサーの皆さんと即興セッションをしたバージョン。


宜しければあわせてお楽しみください。

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ISBN 9784780423365
C2045
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