2018年6月18日月曜日

いま、詩を生きる。

関西の皆様のご無事を心よりお祈り申し上げます。

今月初めより、房総沖でも通常と異なる地殻変動が発生している旨が報道されています。日本列島の多くの地域で、地震というのは必ず来るものだと思って備えなければならないものなのでしょう。

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昨夜は「千葉詩亭・第五十二回」でした。ご来場ご参加まことにありがとうございました。

今回のゲストは、川崎発・世界のストリートを旅するラッパーFUNIさん。その、決して雑にならない丁寧で力強い人間力が、会場の空気を優しさを失わずに高揚させ、またオープンマイク参加者の皆様の声と言葉にも力を添えていたと思います。人として存在し合うことを確かめ合えるような夜になりました。

これまで五十二回の千葉詩亭、毎回その雰囲気は違うものとなるのですが、今回はFUNIによって開かれた道が全体を貫いていた気がいたします。FUNIさんのパフォーマンスによってオープンマイク参加してくださる方も複数いらっしゃいました。それぞれの声と言葉のアイデンティティが輝いていました。オープンマイクにご参加頂いたのは、

麻生有里さん
元ヤマサキ深ふゆさん
森ジュンイチさん
星村文未さん
大島赳さん
佐々木漣さん
遠藤ヒツジさん
山本愛さん
里枝さん
川方祥大さん
キヨンさん

という皆様でした。

オープニングは山口勲が、ラストは私が「真夜中のドア」「あなたが望むなら」の2篇を朗読しました。千葉詩亭は今後もTREASURE RIVER BOOK CAFEで偶数月の第三日曜に開催を続けていきます。次回は8月19日です。どうぞお楽しみに。

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そして、かねてから制作中だった、日本スポークンワーズ協会編「いま、詩を生きる -谷川俊太郎と8人の朗読詩人が語る詩人生-」が6月11日のポエトリーリーディングオープンマイクSPIRITより発売の運びとなりましたことをご報告申し上げます。

これまで、日本スポークンワーズ協会では、2013年以来、スポークンワーズ・マガジン「どんと、こい!」誌上にて、様々な詩人にインタビューしてまいりました。その中の多くの場面に、私自身、聴き手として立ち会わせて頂きました。

ある人は理路整然と、ある人は断片を寄せ集めるように、魂のかけらを言葉にしてくださいました。それを一つにまとめたい、と思うようになったのは一昨年から昨年にかけてのことでございました。そしてそこに、私たちが大好きな、ある詩人のインタビューも併せて収録することができたら、と。

そこでこのたび、三角みづ紀(「どんと、こい!」Vol.1に収録)、村田活彦(同Vol.2収録)、さいとういんこ(Vol.3)、桑原滝弥(Vol.5)、成宮アイコ(Vol.5)、大島健夫(Vol.6)、文月悠光(Vol.6)、馬野ミキ(Vol.7)という8人のインタビューに、新たに収録した谷川俊太郎さんのロングインタビューを加え、て刊行することとなったのが、この「いま、詩を生きる -谷川俊太郎と8人の朗読詩人が語る詩人生-」です。

また、一人ひとりのの詩人たちに、「どんと、こい!」へのインタビュー掲載から現在までのことを、それぞれの言葉で語って頂きました。いま、このときを生きる詩人たちの声に、是非耳を澄ませてください。

いま、詩を生きる -谷川俊太郎と8人の朗読詩人が語る詩人生-
日本スポークンワーズ協会 編
B6版 定価・1500円

2013年以降、スポークンワーズ・マガジン「どんと、こい!」に掲載してきた、三角みづ紀、村田活彦、さいとういんこ、桑原滝弥、成宮アイコ、大島健夫、文月悠光、馬野ミキの8人の朗読詩人のロングインタビューを一つに集成。

さらに独自に収録した谷川俊太郎ロングインタビューを巻頭に加え、「いま、詩を生きる」詩人たちの魂の声が鮮やかに浮かび上がる210ページ。


日本スポークンワーズ協会メンバーの出演するライヴ・イベント会場の他、

全国より通信販売にてお求めになれます。

◎ご注文の方法について


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jpspokenwords@yahoo.co.jp
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この本に関するお知らせは、

随時、
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及び
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どうぞご確認ください。

また、お問い合わせ等は、

jpspokenwords@yahoo.co.jp
までお願いいたします。

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それでは皆様、

また近いうちに。

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