2018年3月1日木曜日

イワシの弔いを

昨日はいつもの谷津田の生き物の調査ミッションでした。

コナラの伐採木が転がっていたのを現地スタッフの方に斧で割って頂くと、中からいろんな昆虫が出てきました。中には冬眠中のアマガエルも。


大変かわいいのですが、カエルにとっては迷惑以外の何ものでもないですね。寝てたら家が叩き壊されるわけですから。幸い、夜のうちに雨が降り、今日は温かい日になりました。この木はそのまま置いてきましたから、また冷えてきたらゆっくり冬眠の続きをしてくれればいいなと思います。

帰りの車の中で、ふと思い出したのは、金子みすゞ先輩の有名な詩、『大漁』でした。

朝焼小焼だ
大漁だ。
大羽鰮の
大漁だ。

浜はまつりの
ようだけど
海のなかでは
何万の
鰮のとむらい
するだろう。

詩人の役割、詩の役割というのは、「これ!」と割り切れることではなく、数限りないものがあると思います。大漁を祝って喜んでいる人々をさらにハイにする詩もあっていいし、漁師さんの労苦をたたえる詩もあっていいし、捕れたイワシをどうやって食べたり売ったりするかを描く詩もあっていいと思います。みんな詩です。でも、私は自身、一人の詩人としては、浜が大漁に沸く中でも、海の中で行われているイワシの弔いのことを静かに想像するこの詩がとても好きです。そして、自分も制作を続ける上でそんな視線を忘れずに持ち続けられたらいいな、と思っています。

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全国書店でご購入・ご注文頂けますが、ネット上からもお求め頂けます。


honto

随時追加してまいりますね。

既にお買い求め下さった皆様から、素敵なご感想をいくつか頂いております。本当にありがとうございます。

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そして、次の月曜日、3月5日は渋谷RUBY ROOMにて毎月恒例のポエトリーリーディングオープンマイクSPIRITです。

「SPIRIT」

2018年3月5日(月)・渋谷 RUBY ROOM

19時30分開場/20時開演・入場料2000円(2ドリンク付)

▽主催・出演
URAOCB/大島健夫

▽スペシャルゲスト
Lee Wallace

◎オープンマイクは当日先着16名まで1名あたり制限時間5分、以降4分で22時40分オープンマイク終了

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今回のスペシャルゲストは、ニュージーランドの詩人・Lee Wallace。とってもナイスガイです。当日は彼の詩のテキストも配布いたします。詩を読みたい方、聴きたい方、どなたもお気軽にお越しくださいませ。心よりお待ち申し上げております。

ではでは、また近いうちに。

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夏の終りとE+motion