ショーのオープニングは今回招聘されている3人のインターナショナルゲストの一人・フィリピン出身・オーストラリア在住の詩人・Eunice Andradaの詩『Last Days Of Rain』の輪読です。ただの輪読ではなく、受け持ちのパートごとに、Anatolならチェコ語、私なら日本語、Euniceならタガログ語、Amelieはフランス語、というふうにそれぞれの言語に翻訳したものを読んでいきます(これ、事前の準備が結構大変でした)。Anatolに至ってはその話がうまく伝わっておらず、リハの段階で「え、ウソ!今からすぐ訳すよ!」とかになっていました。
最後はAmelieとEunice、それに地元ケベックのStephanieという3人の女性詩人によるコラボ朗読で締め、大盛り上がりで幕を閉じた『Richesse des langues』。みんなは打ち上げに向かいますが、残念ながら私はここでお別れです。なぜならば、すぐさま日本に飛んで帰って『俊読』に出なければならないからであります。