さて、一週間後、2月18日(日)は、50回目の千葉詩亭です。
たまに、「都内でイベントをするより千葉でやる方がラクでしょ」なんて言われることもありますが、地元で定期開催のイベントをするというのは、これはこれでなかなか緊張感のあるものです。何しろヘタを打ったら行くところがないわけですから。自分の昔のブログをちょっと掘り返してみたら、こんなことが書いてありました。
・・・私は、ねずみ花火みたいなイベントなんて嫌だ。「去るものは日々に疎し」という。その場限りのもの、その時良ければそれでいいものはあっという間に忘れ去られてしまう。なくなると同時に、はじめからなかったようなことになってしまう。だって、ひとりひとりの人間の時間とエネルギーは限られたもので、みんなそれを自分の明日のために使わねばならないのだから。だからこそ、明日もそこにあるもの、その価値があるものをつくりたい・・・
これが2010年5月に第四回の千葉詩亭をやった時に書いたことで(ゲストは奇しくも猫道さんでした)、今読むと「なかなかマジメな青年でよろしいわい」と思いますが、基本的なスタンスとしては、そういう気持ちを忘れたことはありません。「やった気になる」ことだけは避けよう、主催の自分たちが真っ先に満足してそれで終わり、というようなことだけは避けよう、と思います。ではそのためにはどうすればいいのかというと、それは「こうなのだ!」という画一的な回答があるものではなく、その時その時、何をするべきか真摯に考えて向き合ってゆくしかないことだと思っています。ともあれ、会場のTREASURE RIVER BOOK CAFE、そして集って下さる皆様に、心から感謝を捧げたいと思います。
千葉詩亭は9年目に入ります。スペシャルゲストには、光文社新書より好評発売中の「シン・ヤマトコトバ学」著者、神主ラッパーCCDをお迎えし、30分のパフォーマンスを展開して頂きます。どうぞお楽しみに!
☆☆☆
「千葉詩亭・第五十回」
2018年2月18日(日)・千葉 TREASURE RIVER BOOK CAFE
17時30分開場/18時開演・入場料1000円(1ドリンク付)または2000円(1ドリンクとお食事付)
▽主催・出演
山口勲/大島健夫
▽スペシャルゲスト
CCD
◎オープンマイクは1名あたり制限時間5分。
読みたい方、聴きたい方、その他興味のアンテナに何かを感じてくださった方、美味しいごはんを食べたい方。どなたも心よりお待ち申し上げております。ご予約などは特に必要ございません。ふらりと来て下さってOKです。日曜の宵をTREASURE RIVER BOOK CAFEでともに過ごしましょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿