「私はドイツのポエトリースラマーであるところのKlaus Urbanという者である。貴君のことは○○から伺った。実は私はこの夏に日本に短期間滞在するのであるが、そこにおいてポエトリーのパフォーマンスができる場所を探しているのである。貴君のお力をもって何処かをあつらえて頂くわけにはいくまいか」
というような、何だかこれまで詩人のメールでは見たこともないような丁寧かつ格調高い文章であった。さらに、おそらく自分はドイツのポエトリースラム界においても最年配者の一人である旨が記してあり、国内選手権における実績一覧表までが添付されていた。ちなみに私の名前を彼ら教えたらしい○○、というのは、2015年にベルギーのモンスで開催された『SLAMons&Friends2015』に三角みづ紀、橘上の両氏とともに出場した際にドイツチームの代表としてやってきていたうちの一人である。その時、ドイツチームは我々日本チームのことをとても誉めてくれており、けっこう仲良くしていた。
Klaus氏には本当はSPIRITにゲスト出演して頂きたかったのだが、あいにくと氏の滞日期間はSPIRITの開催時期とずれている上、その直近のSPIRITにはデンマークのスラムチャンピオン、Emil Nygardの出演が既に決まっていたので、胎動でしばしばお世話になっているikomaさんに相談したところ、ありがたいことに快く7月29日の胎動Poetry Labo0.vol.8にKlaus氏を出演させて頂けることになった。つまり、明日である。
そんなわけで明日の18時開場18時30分開演、西荻窪のALOHA LOCO CAFEにて、Klaus Urban渾身の日本公演が開催される運びとなりました。他にも多士済々のアーティストが出演します。どうぞ皆様是非お見届けにいらしてくださいませ。
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