昨年、メイツ出版より刊行した「外来生物のきもち」に続き、この度、シリーズ第二弾となる「希少生物のきもち」を刊行の運びとなりましたのでお知らせいたします。
5月末の発売となります。Amazon、楽天ブックスその他通販サイトでは既にご予約頂けます。
タイトルの通り、今回は日本国内の希少ないきものを扱っています。それも、かつては普通種であったが、現在は何らかの原因で希少となってしまっている...というようないきものを主に取り上げています。「外来生物のきもち」は、カミツキガメがインタビュアーとなって様々な外来生物にインタビューする形式ですが、「希少生物のきもち」では、コウノトリが司会者役となり、希少ないきもの同士による、全18回の対談形式で進行いたします。
生物多様性は全ての生命の根幹です。
そして、最前線でその保全に携わる方たちのしていることは、日々、ひとつひとつのリアルな物事と向き合い、積み重ねてゆくこと、百発打たれても決して心を折らず、百一発目をこちらから打とうというような思いで、必死に進み続けるようなことなのだと肌で感じています。
教育者でもなければ研究者でもなく、「詩人」という、リアルなことから最も離れた属性を持つ人間である私には何ができるのか。それを出発点として書きました。
この本が、お手にとってくださる皆様にとって、いきものの世界、いきものと人間のつながり、自分の生活とそのまわりの世界の存在について、どんな形であれ、感じ、考えるきっかけとなる小さな助けとなることができましたら、とても幸せです。
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5月30日、高田馬場JET ROBOTにて、小さな詩のライヴを開催予定です。
静かに、詩を読みます。
先着15名の予約制です。
までメールをください。お待ち申し上げております。
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