2020年もあと1日だけとなりました。
12月29日、今年最後の「火曜日の詩」を公開しました。今回朗読しているのは「大蛇をください」という詩です。
この詩は、2009年の「詩のボクシング」神奈川大会の夜に、まだなんとなく興奮が残っている状態で書いた数篇の詩の中のひとつだったと思います。
最初に書いたときあまり気に入らず、朗読会でもほとんど読みませんでした。それが、どこかで一回だけ読んだとき、猫道一家の猫道さんから「カバーさせてくれ」という申し出を頂き、猫道さんのカバーを聴いたら「いいな、これ」と思い、自分でも朗読するようになりました。
自分の書いたものであっても、他人の目を通すことでしかわからないものもあるということを教えてくれた詩です。猫道さんに感謝。
今では、私がこれを朗読すると「猫道さんのカバーですね」と言われたりします。私は生みの親で、猫道さんが育ての親なのかもしれません。
このような時代ですが、皆様、どうぞ良い新年を。
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