2019年11月6日水曜日

SPIRITのSPIRIT

11月4日月曜日、59回目のポエトリーリーディングオープンマイクSPIRIT。多数のご来場まことにありがとうございました。

1日にお知らせした通り、2019年いっぱいをもって、URAOCBと大島健夫はSPIRITの主催を卒業いたします。今回は、私が司会進行を務める最後の回でした。

ゲストは伊藤晋毅さん。


30分間に持ちうる要素を詰めるだけ詰め込んだ、言葉の色彩豊かな渾身のステージ。満足度抜群でした!

オープンマイクには、

吉岡卓さん
Mintさん
そにっくなーすさん
道山れいんさん
クロスジョンさん
詞李香さん
どぶねずみ男さん
さとうさん
TASKEさん
筒渕剛史さん
死紺亭柳竹さん
飯干大嵩さん
llasushiさん
ゆいさん
前木久里子さん
かとうゆかさん
中野皓作さん
ユウキシキさん
遠藤ヒツジさん
村田活彦さん
あられ工場さん
満島せしんさん
三木悠莉さん
佐藤yuupopicさん
上條美由紀さん
ケイコさん
ジュテーム北村さん

という27名の方にご参加頂きました。

久しぶりの方や遠方からはじめてご参加下さった方も多く、それぞれの言葉の質感が「馴れ」の少ない豊かな時間を醸し出すトリガーになっていたと思います。

オープニングはURAOCBが新作「10years」を、ラストは私が新作「ひとり」を朗読しました。


小さな声、小さな思いが、大きな声にかき消されずに小さな声、小さな思いのままで確かに存在できる場であること。初めて詩の現場にいらっしゃった方が、もう一度来てみたいな、と思ってくださる時空間であること。私とURAOCBはほとんどそれだけを大切にこれまでSPIRITを続けてまいりました。差別や、ただ自分がマウントしたいがために他者を攻撃する言葉を、私は好きではありません。その思いは、新しい主催2名にも伝えました。形式やしきたりよりも、それが私たちが新しい主催に引き継ぎたい、SPIRITのSPIRITです。きっと素晴らしい場として発展してゆくものと信じています。

次回、私たちが主催する最後のSPIRITは12月2日(月)、ゲストは菊池奏子さんです。五周年となります。皆様のお越しをお待ち申し上げております。

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