3月14日、渋谷RUBY ROOMでの、Jacques Thériaultさんをゲストにお迎えしての『POETRY SLAM両極』無事終演いたしました。皆様、本当にありがとうございました。
本邦初のポエトリースラムタッグリーグ戦、抽選の結果、ジャックスさん&yaeさん、道山れいんさん&向坂くじらさん、さいとういんこさん&伊藤晋毅さんの3チームが結成され、総当たりリーグ戦が行われました。優勝したのはジャックスさんとyaeさんのチームでした。おめでとうございます!
このスラムから、ほんの少しでも詩のかけらのようなものを拾って帰って頂けたなら。それが主催のささやかな願いです。
これまで自分が様々なスラムに参加してきた経験から、今自分がジャックスさんをゲストにこれを主催することの意味を考え、当日抽選による、年を重ねたものと重ねるものとのタッグリーグ戦、ジャッジは試合ごとにお客様から選ばれた3名で、点数ボードを掲げるのではなく、勝者だと思う方のスラマーの名前を掲げてもらう、引き分けもあり、という、今回のルールと形式を採らせて頂きました。そして、海外のゲストを呼んでスラムをするということには絶対に不可欠であると考え、私がどの国でもしてもらったのと同じように、ジャックスさんの詩の邦訳の字幕を作成し、スクリーンで流すことにしました。何よりも観客の皆様とジャッジの皆様と、スラマーの皆様に光を放って頂くことができればと望んでいました。
思うに、本当は、勝負の世界、コンペティションというものは、幾千万の中から選ばれた一人だけが生き、あとは死ぬものです。
今生きた一人も、その先のどこかでいつか死ぬものです。しかし、私がポエトリースラムに出会い、そしてそこでやりたいことは、それとは違います。スラムを通じて、人と人とが何かを交換し合うことを実現したいのです。皆が何かを得て帰れるものでありたいのです。
素晴らしいスラムを展開した、ジャックスさん、yaeさん、道山さん、向坂さん、さいとうさん、伊藤さん。スタッフの皆様、ジャッジの皆様、ルビールームの皆様、お客様。
拙い主催でしたが、改めて感謝申し上げます。そして、皆様とともにこの時代のこの世界を生きられることを誇りに思います。
明日また、あなたと詩を。
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