2018年4月27日金曜日

モントリオールにやってきました。

久々の更新となってしまいました。

ここ数日、空手の大会に出場したり(型が準優勝、組手が三位、試割が失格でした。空手っていいですね)、もがくひと企画『言葉のキッチン』に出演したり(これまで観たもがくひとのアクトで一番好きでした)と色々うごめいておりましたが、今日はカナダはモントリオールからお届けしています。2016年のポエトリースラムW杯で優勝した現地の詩人Amelieとその一味に招聘して頂き、『Richess des Languages』というカッコいい名前のイベントに出演すべく、千葉からだいたい24時間かけてやってまいりましたよ。

現地時間としてはいま26日の夜11時です。着いたのは昨夜のというか今日未明の真夜中。スタッフはみんな親切で優しくてありがたいです。今日はAmelieに連れられてオーストラリアのEuniceとともにラジオに生出演。


『うなぎ』を45秒ぶんほど朗読してきました。この詩のテーマは何か聞かれたので、「lifeとloveとfreedomだ」と答えておきました。

ワシントンで入国審査が長引いたせいで遅れたチェコのAnatolも到着。役者は揃って明日はスラムです。

とにかく今は眠いので、寝て起きて楽しく頑張ります。ではでは!

2018年4月17日火曜日

千葉を旅する詩

年度も変り、ちょっとドタバタして更新の間が空いてしまいました。春を通り越して初夏に向かいつつある今日この頃。皆様いかがお過ごしでしょうか。

15日(日)は、千葉の詩のオープンマイク「千葉詩亭・第五十一回」でしたね。朝からの強風で交通機関も乱れる中、お越しいただいた皆様に心から感謝です。

ゲスト・大崎清夏さんの朗読は、詩の言葉が地から静かに湧き出て会場の隅々に沁みてゆくような、心地良く、そして深い余韻に満ちたものでした。


日常の生活の中で「詩」を必要とされている方に確かに届く、そんな朗読を聴かせて頂いた気がいたします。

オープンマイクにご参加くださったのは、

佐々木漣さん
OOMさん
岬多可子さん
森ジュンイチさん
上下凛太さん
長谷川浩輝さん

という6名の皆様。

どの方の朗読も「いま、この作品が読まれる理由のある」ものと感じられました。気持ち良くなるためだけのものではない、盛り上がるためだけのものではない、いま、発しないわけにはいかなかった小さな言葉の中にこそある、詩という存在のものでだけとらえられる、ほんとうの瞬間。お聴き下さった一人ひとりの皆様の中に、心に残るそんな瞬間がきっとあったと思います。

オープニングは山口勲が、ラストは私が「お寿司が食べたかった」と「旅立ちの詩」を朗読しました。「お寿司が食べたかった」は新作です。

次回「千葉詩亭・第五十二回」は6月17日(日)の開催です。皆様のお越しをお待ち申し上げております。ゲストは近日発表いたしますね。

25日からカナダに行くので、eTAとESTAを取得したところです。そのカナダから帰ったら『俊読』に直行です。詩の旅は果てしなく続きます。

また近いうちに、

詩とともにお会いしましょう。